石油連盟は、「東南アジアにおける油濁対応体制の発展」をテーマに、第8回油流出ワークショップを2020年2月14日(金)に開催する。
油濁対応に関する戦略は、エクソン・バルディーズ号事故(1987)、湾岸戦争による油流出(1991)、ナホトカ
号事故(1997)、メキシコ湾原油流出事故(ディープウォーターホライズン、2010)等の大規模油流出事故から学んだ教訓に基づいて、発展を続けてい
る。本ワークショップでは、実際の対応、現場での助言、規制およびベストプラクティス等の分野および最近の大規模油流出事故について、豊富な経験を持つ専
門家の話を聞く。特に、東南アジア地域内で利用可能なソフトとハードの業界内での発展に焦点をあてる。また、2019年7月から9月にかけてインドネシア
の首都ジャカルタに近い、ジャワ海で発生した大規模油流出事故の詳細について聞く。この事故は、国内および海外両方のリソースを動員した大規模流出で、海
岸線に近い比較的浅瀬の部分で特有の課題を示した。講師は、既存のリソースを強調するだけでなく、地域で効果的な対応を行うための将来計画も説明する。
講演終了後には、参加者と講演者が自由に討議するためのセッションを設け、質疑応答の他、講演で提起された問題の理解を確認し、掘り下げる。
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