石油連盟の油濁対策／調査研究

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流出油拡散・漂流予測モデルの改良と維持管理

　わが国では平成13年6月に測量法等が改正され、平成14年4月1日以降日本周辺海域の海図はすべて世界測地系海図を用いることとなりました。
　これにあわせ、石油連盟がこれまでに開発したシミュレーションモデルを、日本測地系から世界測地系対応版に修正しました。
　また、拡散･漂流シミュレーションのオイルロード対応版開発に係る調査として、マラッカ海峡を含む東南アジア海域版およびアラビア海版を作成しました。

また、最近のPC能力の向上に伴い精度の向上を図るとともに、計算操作を基本的な機能に絞り込んだ簡易操作版の開発を行いました。これらのシミュレーションモデルは油濁対策のホームページから無料でダウンロードできます。


日本沿岸海域版の対象範囲（北緯20度、東経120度～北緯50度、東経150度）	オホーツク海域版の対象範囲（北緯39.2度、東経135度～北緯60.8度、東経160.5度）
	● 日本沿岸海域版、オホーツク海域版、東南アジア海域版とも対象範囲から海域切出メニューで任意海域を作成可能 ● 日本沿岸海域版、オホーツク海域版の太線で囲った内側は短期予報風速データ（51時間）を利用できる範囲、長期間予報風速データ（192時間）は対象範囲全てで利用可能 ● 東南アジア海域は長期予報データのみ全域で利用可能
東南アジア海域版の対象範囲　　（南緯12度、東経94度～北緯10度、東経120度）