現在、当連盟で保有する油濁防除資機材の一部の有償譲渡を検討しており、引取り希望者の募集を開始しました。
　ご応募に当たっては、下記事項をご覧ください。皆様からのご応募を心よりお待ちしております。

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　当連盟では1990年度以来、経済産業省の補助金交付を受け、災害対策事業の一種である「大規模石油災害対応体制整備事業」を推進しております。本事業ではオイルフェンス・油回収機・回収油貯蔵タンクといった油流出（油濁）対応用の大型資機材を購入・管理し、大規模な油流出事故の発災時に要請に応じて災害関係者に無償での貸出しを行うことで、災害の拡大防止に寄与しています。
　これら資機材も経年劣化を免れることはできず、資機材ごとの性能低下や劣化度合いを勘案のうえで随時、代替更新を進めていますが、限定的な使用に耐え得るものについては引取り希望者を募り、有償での譲渡を実施することといたしました。今般、譲渡対象となった資機材については、必要なメンテナンスや補修を行えば通常の油濁防除作業や防災等訓練を目的とした使用が可能です。

　譲渡対象資機材の一覧表は本リンクよりご確認ください。

※いずれの資機材も前年度（2016年4月〜2017年3月）中にメンテナンスを実施しておりますが、具体的な実施月日や個別資機材の不具合状況については後述の「お問合せ先」までご連絡ください。

※対象資機材の現地確認を希望される場合は調整いたしますので、後述の「お問合せ先」までご連絡ください。

　一部を除いて、各資機材はディーゼルエンジンによる油圧駆動のパワーパックを持っています。また、オイルフェンスはリールに巻かれており、使用時には充気して展張するため、充気用のブロワー（ディーゼルエンジン搭載）も備えています。
　緊急時の迅速な貸出しが可能となるよう、当連盟では定期的なメンテナンスを実施してきました。概要は下記のとおりとなりますが、資機材ごとの点検内容詳細については後述の「お問合せ先」までご連絡ください。

(1) 譲渡は当連盟の資機材備蓄拠点（以下、「基地」という）で行い、譲渡に関連する輸送費、輸出入関税、及び、資機材に印字された連盟ロゴ（石油連盟／Petroleum Association of Japan）消去等の一切の諸手続き並びに費用は落札者様の負担となります。

(2) 資機材は現状有姿で引き渡すものとし、引渡し後のトラブルによって落札者様に生じた損害等について、当連盟は一切責任を負いません。

(3) 資機材の譲渡日から数えて定められた期間内に譲渡代金をお支払いください。

石油連盟 基盤整備・油濁対策部 油濁対策室