国際シンポジウム |
名称 |
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油流出に関する国際シンポジウム −油流出のリスク…その変遷− |
日時 |
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平成19年2月22日(木)〜23日(金)朝10時(朝9時受付開始) |
場所 |
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経団連会館(11階、ゴールデン・ルーム)(クローク1階ロビー) 東京都千代田区大手町1−9−4 TEL : 03−5204−1500 FAX : 03−5255−6233 |
目的 |
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エクソンバルディズ号事故を契機として発足した石油連盟の大規模石油災害対応体制整備事業は、今年で発足以来17年目を迎える。その間、世界ではナホトカ号、エリカ号、プレステージ号などの大規模油濁事故が発生し、これによって国際的な制度や協力体制の枠組みが順次拡充されてきている。事故の予防措置の面ではタンカーの二重船殻化やPSC(ポートステートコントロール)の強化、事故に伴う損害補償の面では追加的な油濁補償基金(最高限度額7.5億SDR)が発効した。油濁防除体制に関しては、国家間の動きでは、UNEPの下で展開されているNOWPAPを含む地域海計画、石油業界では世界の主要拠点に設置されているOSRL等の大規模な対応センター、さらに最近では、これらの大規模対応センターから遠隔地で操業する組織が独自の対応センターを建設する動きも出てきている。これらの変化は、油濁事故発生時に油濁対応に関する選択肢が増えること意味すると同時に、特定海域に焦点をあてた対応が迅速かつ的確に行えるようになるものとして、昨年度のシンポジウムで焦点を当てた。近年は、これらの規制、補償、対応組織の動きの一方で、新規開発による生産拠点の遠隔地への分散などが進み、油流出事故の発生するリスクも変化している。今回のシンポジウムはこれらの新しいリスク要素に焦点を当て、国際機関の動向、政治課題等のほか、最近フィリピンで発生した流出油事故にも留意しつつ、油濁に関わる全体的な状況を俯瞰し関係者の今後の参考に資することとしたい。 |
言語 |
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日本語、英語 同時通訳 |
主催 |
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石油連盟 |
後援 |
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経済産業省 |
事務局 (連絡先) |
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石油連盟 基盤整備・油濁対策部 (担当:油濁対策室長
田和健次) 〒100-0004 東京都千代田区大手町1-9-4 TEL 03-3279-3819 FAX 03-3242-5688 |
第1日 2月 22日(木) |
司会:角田 稔 石油連盟 基盤整備・油濁対策部長 | |||
10:15 | 開会挨拶 | ||
鈴木一夫 石油連盟 運輸委員会委員長 東燃ゼネラル石油(株)代表取締役副社長 | |||
10:30 | 来賓挨拶 | ||
高田修三 経済産業省資源エネルギー庁資源・燃料部 石油精製備蓄課長 | |||
10:40 | 基調講演 | ||
油及び有害危険物質の流出リスクに対するIMOの対応 ミゲル・パロマーレス,国際海事機関(IMO) 海洋環境部長 | |||
11:15 | 「国際油濁補償基金の最近の活動」 ウィレム・オスタフェン, 国際油濁補償基金(IOPCF)事務局長 | ||
11:50 | 「新たな油流出リスクに対処する産業界の責務」 アーチー・スミス, OSRL/EARL CEO・理事 | ||
12:25 - 13:35 | <昼 食> | ||
13:35 | 「油流出対応計画策定にあたっての国際的準拠の明確化」 エドワード・オウエンス, ポラリス・アプライド・サイエンシズ Inc. 主幹 | ||
14:10 | 「ある多国籍石油会社における油濁対応に関する考察」 バーニー・ベネット, BP北海危機管理マネージャー、E&P油濁アドバイザー | ||
14:45 - 15:00 | <コーヒーブレイク> | ||
15:00 | 「油等排出事故対応に係る現状と課題」 野俣光孝, 海上保安庁 警備救難部 環境防災課長 | ||
15:35 | 「油流出災害に対するインドネシアの対応戦略」 バユ・サトヤ, リーダーシップ・リミテッド ブランチ・マネージャー | ||
16:10 | 第1日目終了 |
第2日 2月23日(金) |
10:00 | 「ソーラー1号等沈没船からの油抜き取りについて」−技術的考察 ヒュー・パーカー, 国際タンカー船主汚染防止連盟(ITOPF)テクニカル・チーム・リーダー | ||
10:35 | 「アジアに焦点をあてたIPIECAの最近の活動」 クリス・モリス, 国際石油産業環境保全連盟(IPIECA)事務局長 | ||
11:10 | 「旧ソ連圏諸国FSUにおける第2段階対応能力の必要性」 ポール・シャピロ, 欧州復興開発銀行(EBRD)シニア・バンカー | ||
11:50 - 13:20 | <昼 食> | ||
13:20 | 「トルコにおけるBTCパイプライン・プロジェクト(BTC― バクー−トビリシ−セイハン)」 ブレント・イナンチ, BOTASインターナショナル HSE部長 | ||
14:00 | 「ADNOC油濁対応能力増強のための戦略」 ニック・グローバー, アブダビ最高石油評議会 危機管理・緊急対応チームリーダー アブダビ国営石油会社(ADNOC) | ||
14:35 | オープンセミナー閉会挨拶 | ||
西垣憲司 石油連盟 基盤整備・油濁対策部 参与 | |||
14:45 | 2007年シンポジウム終了 |