国際シンポジウム |
名称 |
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油流出に関する国際シンポジウム −地域油流出対応体制における戦略の変化− |
日時 |
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平成18年2月23日(木)〜24日(金)朝10時(朝9時受付開始) |
場所 |
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経団連会館(11階、ゴールデン・ルーム)(クローク1階ロビー) 東京都千代田区大手町1−9−4 TEL : 03−5204−1500 FAX : 03−5255−6233 |
目的 |
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エクソンバルディズ号事故を契機として発足した石油連盟の大規模石油災害対応体制整備事業は、今年で発足以来16年目を迎える。その間、世界ではナホトカ号、エリカ号、プレステージ号などの大規模油濁事故が発生し、これによって国際的な制度や協力体制の枠組みが順次拡充されてきている。 事故の予防措置の面では昨年、PSC(ポートステートコントロール)の強化やタンカーの二重船殻化の前倒し実施などが進められ、事故に伴う損害補償の面でも追加的な油濁補償基金が最高限度額7.5億SDRで発効した。 油濁防除体制に関しては、全体として各社個別の対応から、油濁対応センターへの集約が進んでいる。国家間の動きでは、UNEPの下で展開されているNOWPAPを含む地域海計画があり、石油業界ではOSRL等の大規模な対応センターが世界の主要拠点に設置されている。 さらに最近では、これらの大規模対応センターからの遠隔地で操業する組織が独自の対応センターを建設する動きも出てきている。 これらの変化は、油濁事故発生時において油濁対応に関する選択肢が増えること意味すると同時に、特定海域に焦点をあてた対応が迅速かつ的確に行えるようになるものと考えられる。 今回のシンポジウムは、各地域における油濁対応体制の戦略の変化に焦点を当て、国際機関の動向、政治課題等にも目を向けて、油濁に関わる全体的な状況を俯瞰し関係者の今後の参考に資することとしたい。 |
言語 |
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日本語、英語 同時通訳 |
主催 |
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石油連盟 |
後援 |
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経済産業省 |
事務局 (連絡先) |
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石油連盟 基盤整備・油濁対策部 〒100-0004 東京都千代田区大手町1-9-4 TEL 03-3279-3819 FAX 03-3242-5688 |
第1日 2月 23日(木) |
司会:角田 稔 石油連盟 基盤整備・油濁対策部長 | |||
10:00 | 開会挨拶 | ||
鈴木一夫 石油連盟 運輸委員会委員長 東燃ゼネラル石油(株)代表取締役副社長 | |||
10:10 | 来賓挨拶 | ||
箱崎慶一 経済産業省資源エネルギー庁資源・燃料部 石油精製備蓄課長 | |||
10:20 | 基調講演 | ||
国家および広域油濁対応システム構築におけるIMOの役割 ジャン・クロード・サンロー,国際海事機関(IMO) 海洋環境部長 | |||
10:55 | 「国際補償体制と国際油濁補償基金の活動」 長谷部正道, 国際油濁補償基金(IOPCF)法務審議官 | ||
11:30 | 「油流出リスクの変化が準備対応および地域協力に及ぼす影響」 カタリーナ・スタンツェル, 国際タンカー船主汚染防止連盟(ITOPF) シニア・テクニカル・アドバイザー | ||
12:10 - 13:30 | <昼 食> | ||
13:30 | 「マレーシアにおける油流出対応への期待と現実」 キャプテン チン・コン・ウィン, マレーシア石油産業相互援助組織(PIMMAG)操作・訓練マネージャー | ||
14:05 | 「石油連盟の油濁対策、その歴史と現状」 アンドリュー・クロフォード, 石油連盟 油濁対策室 テクニカル・アドバイザー | ||
14:40 | 第1日目終了 |
第2日 2月24日(金) |
10:00 | 「カナダにおける油濁防除手段の見直しと拡大」 ステファン・グレノン, カナダ環境省ケベック地域(Quebec Region, Environment Canada)環境緊急時対応課長 | ||
10:35 | 「オーストラリアの広域油濁対応体制」 W.J.スキビンスキー, オーストラリア海洋油流出センター(AMOSC)マネージャー | ||
11:10 | 「サウディアラムコの油濁対応」 アリ・アル・モーセン, サウジアラムコ社(Saudi Aramco)グローバル・オイルスピル・ディレクター | ||
11:50 - 13:20 | <昼 食> | ||
13:20 | 「MSRC:1990年からの変貌」 ドナルド・トーンショフ・ジュニア, 米国海洋流出対応会社(MSRC)副社長 | ||
14:00 | 「ケミカルタンカー旭洋丸の事故概要」 野俣光孝, 海上保安庁 警備救難部 環境防災課長 | ||
14:35 | オープンセミナー閉会挨拶 | ||
西垣憲司 石油連盟 基盤整備・油濁対策部参与 | |||
14:45 | 2006年シンポジウム終了 |