国際シンポジウム |
名称 |
: |
油流出に関する国際シンポジウム −最近のシンガポール海峡及びアラビア湾における油濁事故と石油連盟の関 りあい− |
日時 |
: |
平成10年10月7日(水)〜 8日(木) |
場所 |
: |
ホテルオークラ(別館地下2階 曙の間) 東京都港区虎ノ門2丁目10-4 TEL:03-3582-0111 FAX:03-3582-3707(曙の間) |
目的 |
: |
昨年から今年にかけて日本の石油輸入ルートの重要拠点であるシンガポル海峡及びホルムズ海峡付近において大きな油流出事故が発生した。石油連盟では、これらの事故に対し、油濁防除資機材基地より資機材を迅速に貸し出し、油濁対応の一翼を担った。これらの貢献に対し、石油連盟は、シンガポール海事港湾局(MPA)及びアブダビ国営石油(ADNOC)から、感謝の意を表明された。 日本にとって石油輸送の重要拠点で起こっ た事故に関し、事故に携わった多くの関係者から、事故及びその対応の概要、さらに当該地域における油濁事故対応体制等の講演を受け、今後の日本の事故対応の参考とする他、それら地域での油濁対応合同訓練の実施等日本の関わり方を検討する機会とするため、本シンポジウムを開催することとする。 |
言語 |
: |
英語、日本語 同時通訳 |
主催 |
: |
石油連盟 |
後援 |
: |
通商産業省 |
事務局 (連絡先) |
: |
石油連盟 油濁対策部 〒100-0004 東京都千代田区大手町1-9-4 TEL 03-3279-3819 FAX 03-3242-5688 |
第1日 10月7日 (水) |
司会: 西垣憲司 石油連盟油濁対策部長 | ||||
10:00 |
開会挨拶 |
|
|
|
10:10 |
来賓挨拶 |
|||
| ||||
[基調講演] | ||||
10:20 |
テクニカルアドバイザーから見た2つの事故 (「Evoikos」 and 「Pontoon 300」、その対応と課題)
| |||
[事故と補償問題] | ||||
11:00 |
CLC条約とFC条約における補償問題 | |||
| ||||
11:30 |
Pontoon 300 事故と補償問題 | |||
| ||||
12:00‐13:30 |
<昼食> |
|||
セッション1:[エボイコス事故関連] | ||||
13:30 |
EVOIKOS事故の概要と対応及び国家緊急時対応計画 | |||
| ||||
14:05 |
マレーシアとしてのEVOIKOS事故への対応 | |||
| ||||
14:40‐15:10 |
<休憩> |
|||
15:10 |
EVOIKOS事故への対応 | |||
| ||||
15:45 |
SEMCOとしてのEVOIKOS事故への対応と石油連盟資機材の使用
| |||
16:20 |
EVOIKOS事故と国際緊急援助隊の活動概要 | |||
|
第2日 10月8日 (木) |
セッション2:[Pontoon 300事故関連] | ||||
09:30 |
Pontoon 300 事故への対応と緊急時対応計画 | |||
| ||||
10:05 |
Lamnalco としてのPontoon 300 事故への対応と石油連盟資機材の使用 | |||
| ||||
10:40 |
Pontoon 300 事故が与えた生態系への影響 | |||
| ||||
11:15 |
サウジ・アラムコの緊急時対応計画と平常時の訓練計画 | |||
| ||||
11:50‐13:00 |
<昼食> |
|||
[油濁対応技術の動向と調査研究成果発表] | ||||
13:00 |
1996年シーエンプレス号事故への対応 (分散剤と生物修復技術の適応について)
| |||
13:35 |
油流出の経時変化に関するデータの集積と紹介 (流出油の時間経過に伴う性状変化)
| |||
14:10 |
オープンセミナー閉会挨拶
| |||
[クローズドセッション] | ||||
15:00−17:00 |
石油連盟国内外11基地関係者自由討論会 テーマ「実際の事故対応で経験したこと」 |
お知らせ 流出油の経時変化に関する実験結果を全公表、CD−ROMで無償配布します。 今回、石油連盟の調査研究として、「油流出の経時変化に関するデータの集積と紹介」の発表を予定 しておりますが、併せて、石油連盟が平成9年度までに収集した26種類の原油と1種類のC重油の経 時変化データ(写真864枚を含む)を一括CD−ROMに収め、シンポジウム出席者には無償で配布する予定です。 |