油流出に関する 国際シンポジウム |
名 称 |
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油流出に関する国際シンポジウム −ナホトカ号事故対応の訓練を生かすために− |
日 時 |
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平成9年7月10日(木)〜11日(金) |
場 所 |
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ホテルオークラ(別館地下2階 曙の間) 東京都港区虎ノ門2丁目10−4 TEL 03-3582-0111 FAX 03-3582-3707(曙の間) |
目 的 |
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本年1月に発生した「ナホトカ」号事故は大規模で特異なものであった。 この事故に対応した多くの関係者が記憶が鮮明なうちにその経験をレビューし、情報を交換して、そこから得られる教訓や課題について関係者の共通認識を醸成することは、今後の油濁対応能力の向上に資するものと考えられる。 また、課題を効果的に解決していくには、諸外国における経験も大いに役立つと考えられる。 このため、本シンポジウムを開催することとする。 |
言 語 |
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英語、日本語 同時通訳 |
主 催 |
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石油連盟 |
後 援 |
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通商産業省 |
事務局 (連絡先) |
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石油連盟 油濁対策部 〒100-0004 東京都千代田区大手町1-9-4 TEL 03-3279-3819 FAX 03-3242-5688 |
プログラム 第1日 7月10日(木) |
司会〔西垣憲司 石油連盟油濁対策部長〕 | ||
10:00 |
開会挨拶 |
岡井政義 石油連盟運輸委員長(ゼネラル石油梶@代表取締役社長) |
10:20 |
来賓挨拶 |
資源エネルギー庁 |
10:30 |
基調講演 石油業界の対応と課題 宮副信隆 石油連盟常務理事 | |
11:15 |
テクニカルアドバイザーの立場から見たナホトカ号事故と対応の課題 トッシュ・モラー 国際タンカー船主汚染防止連盟(ITOPF) テクニカル・アドバイザー | |
12:00〜13:30 | −昼食− | |
13:30 |
セッション1:ナホトカ号事故への対応 ナホトカ号事故の概要と今後の課題 坂場正保 海上保安庁警備救難部海上防災課長 | |
14:00 |
油流出事故と処理剤の適用 徳田拡士 前東京大学教授 | |
14:30 |
ナホトカ号事故への出動と教訓 須藤 力 陸上自衛隊第三〇二施設隊長兼鯖江駐屯地指令二等陸佐 | |
15:00〜15:30 | −休憩− | |
15:30 |
ナホトカ号事故での油防除と教訓 チュウ・ジョウ・キム EARLマネージャー 地方自治体の対応課題 | |
16:00〜16:30 |
中山茂雄 福井県県民生活部消防防災課長 | |
16:30〜17:00 |
小林正樹 石川県環境安全部消防防災課長 |
プログラム 第2日 7月11日(金) |
セッション2:諸外国における油濁防除と協力体制 | ||
10:00 |
英国における油濁防除体制(シー・エンプレス号事故対応における地方自治体・
中央政府の役割分担とOSRLの関り合い) デビッド・ソルト OSRLオペレーション・マネージャー | |
10:30 |
北海及びバレンツ海における相互援助計画 ペール・W・シーヴェ ノルウェー環境省次官補 | |
11:00 |
事故船からの緊急移送事例−北海及び他地域における事故の実例より エリック・グロッペン NOSCAテクニカル・シニア・アドバイザー | |
11:30 |
ノルウェーにおける洋上の油回収事例、実油訓練 ヤン・アレス NOSCAマネージング・ディレクター | |
12:00〜13:30 | −昼食− | |
13:30 |
タンカー安全航行システムの研究(石油連盟調査研究成果発表) 三島研二 株式会社パスコ計測技術部次長 | |
14:00 |
オーストラリアにおける油濁防除体制 ドン・J・ブラックモア AMOSCマネージャー | |
14:30 |
1990年の設立以降蓄積されたMSRCの油濁対応能力 ドナルド・A・トーンショフ・ジュニア MSRC副社長 | |
15:00 | エクソンバルディーズ以後のアラスカの防除体制 ジーン・ティル SERVSオペレーション・アドバイザー | |
15:30〜15:45 | 閉会挨拶 |
岡井政義 石油連盟運輸委員長(ゼネラル石油梶@代表取締役社長) |