油流出に関する
国際シンポジウム



−OPRC条約時代における石油油濁防除資機材基地の
有効活用のために−


−OPRC Convention and Effective Use of
PAJ OSR Eguipment−



平成8年3月 4日・ 5日
March 4 & 5,1996

石 油 連 盟
Petroleum Association of Japan




国際シンポジウムの概要

名 称

油流出に関する国際シンポジウム
−OPRC条約時代における石油油濁防除資機材  基地の有効活用のために−
日 時

平成8年3月 4日(月)〜 5日(火)
場 所

ホテルオークラ(別館2階 桃山の間)
東京都港区虎ノ門2丁目10−4
TEL 03-3224-6650
目 的

OPRC条約が昨年5月に発効し、また、日本においても所定の手続きを経て本年1月、国内的に発効した。こうした状況の下で、国際シンポジウムを開催し、OPRC条約の求める国際協力の推進をも念頭に置き、国内外に設置した石連資機材基地の資機材をいかに有効活用するか、また、そのための訓練のあり方、人員・資機材の国際間移動にかかわる問題点及びその展望等につき考察する。
また、油濁関係機関・関係者より上記を考察するための関連事項につき講演を受ける。
言 語

英語、日本語 同時通訳
主 催

石油連盟
後 援

通商産業省
事務局
(連絡先)

石油連盟 油濁対策部
〒100-0004 東京都千代田区大手町1-9-4
TEL 03-3279-3819
FAX 03-3242-5688



プログラム
第1日 3月 4日(月)

司会〔西垣憲司 石油連盟油濁対策部長〕
10:00〜10:30
開会
主催者挨拶
 
〔岡井政義 石油連盟運輸委員長(ゼネラル石油梶@代表取締役社長)〕

来賓挨拶
〔通商産業省資源エネルギー庁〕

10:30〜12:00
基調講演
@ OPRC条約発効とIMOの役割展望
〔G.S.シンゴタ 国際海事機関(IMO)テクニカル・オフィサー〕
A 油流出に対する石油産業の取り組みと今後の展望
〔宮副信隆 石油連盟常務理事〕
12:00〜13:30 −昼食−
13:30〜14:00
特別講演T
B 国際油濁補償制度の今後の展望
〔大須賀英郎 IOPC基金〕
14:00〜16:30
セッションT:[緊急時対応計画と訓練]
−人員の育成と訓練計画−
(15:00〜15:20)
−休憩−

  • マレーシア
    〔フセイン・ラマット ペトロナス技術環境部長〕
  • シンガポール
    〔レイモンド・タイ シンガポール港湾局〕
  • インドネシア
    〔マックス・マロリンガン プルタミナ環境保全センター〕



プログラム
第2日 3月 5日 (火)

10:00〜10:30
研究報告
C 海洋の自浄メカニズムの研究
〔矢可部芳州 (財)化学品検査協会 安全性評価技術研究所次長〕
10:30〜11:30
特別講演
D 日本の国家緊急時対応計画について
〔柚木浩一 海上保安庁警備救難部海上防災課長〕
E Sea Prince号事故と今後の課題
〔J.ニコルス国際タンカー船主油濁連盟(ITOPF)テクニカル・マネージャー〕
11:30〜12:00
研究報告
F 流出油の漂流/拡散モデル(デモンストレーション)
〔藤井崇 兜x士総合研究所 研究開発第2部 主事研究員〕
12:00〜13:00 −昼食−

セッションU:[国際的な油濁事故への対応]
−その実態と問題点−
13:00〜13:30
特別講演
G 国際協力/地域協力と人員・資機材の移動に伴う問題点
〔C.J.キム EARL〕
13:30〜13:40
オープンセミナー終了挨拶
〔岡井政義 石油連盟運輸委員長(ゼネラル石油梶@代表取締役社長)〕
13:40〜14:00 −場所移動、
休憩−
14:00〜16:00
パネルディスカッション [訓練と円滑な地域国際協力について]
−準備と解決すべき問題点−
コーディネーター小倉正隆(石油連盟緊急時支援グループ座長)
パネラー国内外基地関係者
国内(基地保管者、維持管理業者)
国外(アラビア石油、アブダビ石油、LAMNALCO、 出光タンカー、SEMCO)