油流出に関する
国際シンポジウム



−国際協力と石油産業の取り組み−

−International Cooperation and the
Current Set-up by the Oil Industry−



平成7年3月23日・24日
March 23 & 24, 1995

石 油 連 盟
Petroleum Association of Japan




国際シンポジウムの概要

名 称

油流出に関する国際シンポジウム
−国際協力と石油産業の取り組み−
日 時

平成7年3月23日(木)〜24日(金)
場 所

経団連会館ビル(11階国際会議場)
東京都千代田区大手町1−9−4
TEL:03−3279−1411
目 的

産油国からわが国にいたるオイルルート沿岸国を中心とする世界各国の関係者の参加による国際シンポジウムを開催し、各地域における油流出対応体制・対応技術・システム、大規模石油災害対応体制整備事業の概要等を紹介、意見交換を行うことを通じて、石油流出対策に対する相互理解を深め、大規模石油流出災害時の国際間および官民の円滑な協力体制を推進することに寄与する。
言 語

英語、日本語同時通訳
主 催

石油連盟
後援

通商産業省
事務局
(連絡先)

石油連盟 油濁対策部
〒100-0004 東京都千代田区大手町1−9−4
TEL:03−3279−3819
FAX:03−3242−5688



プログラム
第1日 3月23日(木)

司会〔加藤正夫 石油連盟油濁対策部長〕
10:00〜10:30
開会
主催者挨拶
 
〔岡井政義 石油連盟運輸委員長(ゼネラル石油梶@代表取締役社長)〕

来賓挨拶
〔川田洋輝 通商産業省資源エネルギー庁長官〕

10:30〜12:00
基調講演
@ 最近の事例から見た大規模石油流出の実際と教訓
〔I.C.ホワイト 国際タンカー船主油濁連盟(ITOPF)専務理事〕
A 大規模石油流出対策に関するわが国石油産業の取り組み
〔宮副信隆 石油連盟常務理事〕
12:00〜13:00 −昼食−
13:00〜14:30
特別講演T
@ OPRC条約の発効を控えて −油防除における国際協力−
〔柚木浩一 海上保安庁警備救難部海上防災課長〕
A 湾岸原油流出の教訓 −国際協力の重要性−
〔ハムダン・ガーミディ サウジアラビア気象環境保護庁(MEPA)海洋環境局長〕
B マラッカ海峡における油濁対策の国際協力の現状
〔ロスナニ・イブラヒム マレーシア環境庁(DOE)管理局長〕
14:30〜15:00 −休憩−
15:00〜17:00
セッションT:戦略と対応技術
@ 環境に対する総合評価法
〔J.ベーカー 英国エコロジスト〕
A 油流出対策の新技術 −現場燃焼−
〔A.A.アレン 米国環境コンサルタント〕
B 流出油の時間経過に伴う性状変化
〔月原 努 興亜石油梶@麻里布製油所〕
C 流出油の拡散・漂流モデル
〔西川義春 東燃梶@環境安全部〕
17:00〜17:30 国際海事機関(IMO)・国際石油産業環境保全連盟(IPIECA)共同製作ビデオ上映
紹介・挨拶 〔B.カレン IPIECA油流出委員長(モービル・オイル・コーポレーション環境安全部長)〕



プログラム
第2日 3月24日 (金)

10:00〜11:15
特別講演U
@ 油濁対策における官民協力の重要性
〔M. L.ステーシー 国際油濁コンサルタント〕
A "Marine Spill Response Corp."(MSRC)の概要
〔G.A.リクソン 米国MSRC広報担当取締役〕
11:15〜12:00
セッションT:戦略と対応技術(続)
D 油流出に関する緊急時計画
〔B.パイバーン EARL社長〕
12:00〜13:30 −昼食会−
13:30〜15:30
セッションU:各国石油産業の対応状況
@ オーストラリア
〔J. スターキー オーストラリア石油協会専務理事〕
A マレーシア
〔フセイン・ラマット ペトロナス技術環境部長〕
B インドネシア
〔マックス・マロリンガン プルタミナ環境保全センター所長〕
C サウジアラビア
〔アブダラ・ザインダン サウジアラムコ・オイルスピルコーディネータ〕
15:30〜16:00 −休憩−
16:00〜16:45
全体討議
16:45〜17:00 閉会挨拶 〔岡井政義 石油連盟運輸委員長(ゼネラル石油梶@代表取締役社長)〕